今回Airbnbで1日宿泊したホバートの家は4部屋あって、トイレやバスルームは共同利用になってます。(泊まっていたのは我々、インド人風のお一人様、カップル、不明)
玄関のドアはオートロックになってるんだけど、朝3時ごろ鬼のチャイム音が、、
爆音すぎて最初何が起きたのか分からなかったんだけど、鍵を持たずに外にでちゃったみたいで、他の部屋の住人がドアを開けてあげている風でした。半分夢の中だったから曖昧だけど。
眠気まなこでトイレに行って出ると女の人が立ってて、3年ぶりくらいにギャ!って言っちゃったよ。リアルのギャ!
マジで怖かった。向こうもギャ!にびっくりして、お互い笑ってしまったのと眠いのとで、とりあえずグンナイ!って言ってみたけど、よくよく考えると初めて見る顔だったし、あの人がチャイム鳴らした人だわたぶん。真実はいつも一つ。
今日はそんな感じで1日の幕開け。
朝7時半頃に起きてキッチンに行くと、奥さんはお昼と夜のご飯の準備をすませてました。ありがとう運転頑張るね。
車に荷物を詰め込んでもう少し早く出るつもりが何だかんだ9時半頃出発。
ハーツ・ピーク
(Hartz Peak)
タスマニアトレッキング16本目。
Hartz Mountains National Parkにあるタスマニア「60 Great Short Walks」の一つ。
⑯Hartz Peak 3-4時間(7.4㎞)
序盤は歩きやすいなだらかな道が続いて、特にキツくもなく気持ちのいいウォーキングができます。
エスペランサ湖をこえてしばらくすると急にハードな山道へ。上へ上へいざなわれていきます。これは慣れてないと結構キツイ道かもしれない。
しかし、わたくし海野は経験済みなんです。キツイキツイ富士山の山道を。それに比べると大したことないぜ。とゼェゼェ言いながら自分に言い聞かせます。
だいぶ登ったところでゴールっぽい雰囲気が。ん?終点はここなのか?
よく分からないまま上をみるとうっすら人影が。全然道になってないけどまだ上に行けるみたいだ。
また少し上ると、今度は完全に岩が積み重なってるだけの人工感のないところへ。
ここ行けるの?と思いながら上をみると、おじいちゃんとおばあちゃんがおりましたとさ。
マジか、すごいな。ここ行けるのか。
二人がいなかったら登ってなかったかもしれないよ。
ということで山頂に到着。「ここがゴールですか?」って聞いたら「ここがゴールよ」とのこと。ここがゴールらしい。確かにここまで来た人が残した何かがこの場所には感じられる。
一番高い場所に立って周りを見渡してみる。邪魔するものが何もない、その景色の素晴らしさといったら何と表現していいのやら。
この山頂にはおじいちゃんおばあちゃんと我々のみ。お互いに写真を撮り、お互いお昼ご飯を食べる。
我々は山頂でパンを食べました。
風がビュンビュンビュン太郎で凍えそうになりながら、寒さでかたくなったパンは平地で食べた時の美味しさはなく、ゴムでも食ってるような気になりましたが、絶景を見て食べるパンは、山頂で何かを食べたという満足感だけ与えてくれました。
帰りは下ってるっていうか落ちてるくらいの感覚。
3時間13分で完走。
お疲れ様でした。
ブルーニー島
(Bruny Island)
トレッキングが終わったら今日はホバートの近くにあるブルーニー島へ移動します。
途中某大手スーパーのCalesでお菓子を調達して、ケタリングという町のフェリー乗り場へ向かいます。とりあえず行けばチケットが買えるらしいという浅めの情報だけが頼りです。
フェリー乗り場に着くと数台の車がチケットを買ってフェリー乗り場へ行っていそうな雰囲気を醸し出したので、前にならえで同じ動きをしてみました。
そうすると、あら不思議、無事にフェリーに乗れそうな状況になりました。
今回は初めて車でフェリー乗船なので、どんな感じかなーって多少サワサワしてました。
何故か一番前に並ぶことになり、なおサワサワ。
人はさ、人のマネをするところからまずは学ぶわけよ。一番前じゃマネできないじゃないの。これがパイオニアか。切り開くよフェリーへの乗船の道。
サワサワが止まんないぜ。。
そうこうするうちに我らが乗るフェリーが到着。向こう岸から乗ってきた車がぞくぞくと下船していき、次は我々乗るチームの乗船。
できる感じのお姉さんが近づいてきて、「段差があるからスーパースローで乗船しなさい。スーパースローよ。分かる?車に傷つけたくなければね。」とのこと。
それはそれはスーパースローで乗船よ。借り物の車を傷つけるわけにはいかないからね。
そんなこんなで、サワサワしてたわりにはスムーズ乗船できました。ブルーニー島についてからの下船もスムーズにできました。
ザ・ネック
(The Neck)
今日は軽めの観光で、キャンプ場に行くまでの間のこのスポットのみ。
ブルーニー島は北と南の2つの島から形成されていて、その間の狭い海峡は「ザ・ネック」と呼ばれ、定番の観光スポットになっています。
左の満潮と右の干潮がいい感じのコントラストになってるよね。
Neck Reserve Camping Aria
The Neckからすぐ近くのキャンプ場で今日は車中泊です。
最初からだいぶたくましい嫁も、さらにたくましくなってきました。
幸せの青い鳥さんがなぜかずっとミラーとドアのヘリを行ったり来たりしてました。一回いなくなってもまた戻ってきて同じ動きをし始めたから、何かあるのかもしれない。
~完~
【本日の支出(1$=83円(11月末TTM))】
食 費:8.67$=720円(スーパーで買い出し)
交通費:38.00$=3,154円(フェリー代)
娯楽費:46.56$=3,865円(レンタカー47$)
合 計:93.23$=7,738円
【1日ハイライト動画】