7:20 起床
今日はテントを借りることができなかったので、今のホステルに延泊するのに個室からドミへ移るので、一旦荷物を預けてから、軽い朝ごはんのパン入りスープを泣きながら食べました。テント泊したかった。。
パンがでかくて食べにくかったけど優しい味。テント泊はできなかったけど、今日は頑張ってフィッツロイ見に行こう。デカいパンは僕にそう覚悟をさせてくれました。
ちなみに昼ごはんはこんな感じで、かなりトレッキングっぽいメニュー。形から入るタイプです。
8:30 出発
さて、今日はいよいよパタゴニアの代名詞ともいえるフィッツロイを見に行きます。若干予定より遅れて8時半に宿を出ました。朝の準備は遅れがちなタイプです。
東京からは17,000キロも離れてるなんて、めちゃくちゃ遠いなー。そりゃ中々これないよねこんな遠いところに。
8:45 入口に到着
町から若干歩いて入口に到着。
片道10キロはパイネの疲れがかなり残ってるのでちょっと気合が必要。いや、かなり必要。結果、相当な覚悟が必要なことが判明。
そんな覚悟を決めつつ周りを見ると、なんとここからは町も見渡せて綺麗な景色を見ることができました。もうこれでいいんじゃないか。揺らぐ覚悟。
序盤は傾斜もあるしんどい道。さらに揺らぐ覚悟。
最初のLookout。景色をみながら小休止。ちょっと覚悟が戻ってきた。
気合を入れ直して再び歩き始めます。
こうして道は作られているんだね。ありがとう木達よ。
かなりぼんやりしたフィッツロイ。と言いつつも、この時は雲も多くてどれがフィッツロイなのかまったく分かっていませんでした。てかそもそもフィッツロイがどれなのかも分かってませんでした。はい。
10:10 カプリ湖
カプリ湖からもフィッツロイの景色は見えますが、今日は見えません。今日は見えませんでした。。
カプリ湖にもキャンプ場があります。
まっ、そんなことはどうでもいいので、そそくさとカプリ湖も後にします。
30分歩いたらいい感じにみんな休憩している場所があったので、空気を読んでいい景色を見ながら僕らも休憩。
11:20 ポインセノットキャンプ場
ようやくポインセノットキャンプ場まで来ました。本当はテントがあればここに泊まりたかった。。
そんな思いを胸にさらに進みます。
11:40 最後の大一番の前の小屋
フィッツロイは最後の最後が一番辛い。この最後の小屋を過ぎると急な登りになります。本当に覚悟が必要なので、息を整えて、「やればできる」と10回くらい唱えます。
そして出陣!
すると、、少しずつ、、あれが見えます。
そう、ついにフィッツロイが見え始めました。(そう思ってましたが、これはポインセノットでした。)
途中雪だるまにも応援されました。
もう目の前がゴール!頑張れ自分!
と、登り切ったと思ったらまだまだ先がありました。きっとフィッツロイあるあるです。
12:50 フィッツロイ到着
やっとの思いで到着。いやー感慨深いです。
うん、なんも見えない。
湖を見に来ました。そう胸を張って言いたい。
キツネさんも見れました。
そして、湖を見に来ました。そう胸を張ってもう一度言いたい。
もはやフィッツロイ先輩が中々顔を出してくれないので、自らフィッツロイになりました。
なんと頂上で美里さんを発見。感動の再会。
そして最初は冗談で「1時間半は待つでしょ」なんて言ってたのに既に2時間は経過。
待ちすぎて変な奴になりつつある奥さん。
ちょっとずつだけど顔を見せ始めたフィッツロイさん。もっと顔見せてくれ~!
ここいらが限界のようです。
16:00 下山開始
結局3時間近く待って完全ではないもののフィッツロイの薄い顔を見ることはできました。そして心の中で思います。「これはもう1回来るな、、」
ありがとうフィッツロイ。改めて自然はコントロールできないものだと実感しました。竹内結子になった気持ちで言います。「また、会いに行きます。」
20:20 下山完了
そして、行きに拾った「ダンブルドアの杖」ともお別れ。ここまでずっと使ってきたからかなり愛着も沸いていて、捨てるときはめちゃくちゃ寂しかった。微妙に短いところが可愛い杖でした。次の人にちゃんと使われるよう発見しやすそうなところにそっと置いておきました。
21:00 打ち上げ
宿に戻ってきたら美里さんと同じ宿に泊まっているたくみの4人でフィッツロイお疲れ会。次の日に気付いたんだけど、お酒禁止って書かれてたんだね。盛大に飲みまくってしまった。
~完~
【本日の支出(1$(ARS)=2.91円(1月末))】
食 費:210$=611円(瓶ビール2本)
宿泊費:1,000$=2,910(ホステル)
合 計:1,210$=3,521円(1人当たり1,761円)
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