今日はクリスマスイブ。
だからってどうってことない。
と言いつつのサンタ帽かぶっちゃう。
サンタ帽かぶっちゃいながらの給油。
給油は安い所見つけたら少し入れるだけでも立ち寄っちゃいます。
タスマニア内の振り幅は1ℓ当たり1.35$~1.59$くらい。ホバート市内はどこもほぼ1.559$で談合している様子。
とガソリンの話は置いておいて、今日はタスマニア最終日。予算の都合で行くか行かないか迷いに迷い、最終的に行くことにしたマライア島へ向かいます。
フェリー(per/50$)と自転車(per/33$)は予約済みだけど、車を停めるところがあるのか、どうやって乗るのかよく分からないままフェリー乗り場へ到着。てか、自転車1日借りるだけで33$とか鬼畜ですわ。ブルジョワの遊びですわ。
トリアバンナ(Triabunna)
フェリー乗り場はトリアバンナという町にあります。
到着すると見渡す限りの駐車場。タスマニアは結構お金取ってくるところが多いので、ここもお金かかると思いきや無料パーキングでした。良かった。
ビジターセンターの場所も分かりやすく、予約していると伝えるとスムーズにチケット発券、見どころの説明もしてもらえました。
ちなみに、女性スタッフが二人いたけどどちらもベリーショートだったのは、ここの社則かなにかなのだろうか。気になる。
今日乗るフェリーはこちら。
マライア島までは30分の短い距離です。
マライア島(Maria Island)
わーお。
ついに到着マライア島。
到着した瞬間からめっちゃ綺麗な景色と透明すぎる海に興奮。
今日は久しぶりに訪れた雲一つない快晴なので、どこ見ても本当にキレイなのが嬉しい。曇りがいい場所もあるけど、海はやっぱり快晴がいいよね。
そりゃピースもするよね。
とりあえず自転車を借りまして、サイクリングスタートです。
開始5分で奥さんが「あっ、ウォンバット!」と叫びながら盛大な転倒を決めました。
早い!まだ早いよ!話すのも速いけど、コケるのも早いね。
そんな名誉の負傷とともに発見したウォンバット。綺麗な毛並みです。草を一生懸命食べてました。めちゃくちゃ可愛かったんだけど、ウォンバットを守るかのようにハチがめっちゃ多いのと、奥さんのケガが気になるので、足早にこの愛くるしいウォンバットのもとを去ります。。
フォッシル・クリフ(Fossil Cliffs)
中山のようなキツイ芝と坂道のコースを駆け上がります。
駆け上がった先にはいい景色が広がっているので小休止。ゼェゼェ言いながら座ったり写真撮ったり。
ここから少しまた進んで自転車を置いて歩くと、、
最初の見どころFossil Cliffsに到着です。
ここは色んな貝の化石が見られるところです。ほんと化石のバーゲンセールかのようにいたるところに化石がありました。最初はよく分かってなかったけど、じーっと見てあるくとほんとそこらじゅうに貝の化石があって、みんな自分だけの化石を見つけてました。
化石を求めてさまよう海野。
そしてまた自転車を漕いで移動です。
鳥がわーってなってるの見たり、自転車を漕いで出発地点付近に戻りました。
人が群がってるなーって近づくと本日2頭目のウォンバットがいました。黒鹿毛っぽい感じで顔も可愛かった。
また少し進むと、芦毛っぽい親子ウォンバットを発見。柵があるからちょっと遠い位置。この親子は柵もあって人も近づいてこないし、おそらくずっとここを縄張りにしてるんだと思う。観光客が絶対ウォンバット見れるポイントになってるような気がする。
また少し進むとまたまたウォンバット。
ほんと、タスマニア本島だとなかなかお目にかかれないウォンバットもマライア島だと出現率ほんと高い。この親子はちょっとやつれ気味というか、体が痒いのか木にこすりつけまくってて、目もちょっとケガしてる感じ。今後の無事を祈りつつ後にします。
お腹もちょっとすいたので、めちゃくちゃいい景色にポツンと置いてあるベンチのところでバナナタイム。バナナってほんと万能果物だわ。うまいし。
オシャレお兄さんに記念撮影してもらいました。この後もオシャ兄とは島内のいろんなところで会いました。
体力も回復したので、次の目的地に向かいます。
ペインテッド・クリフ(Painted Cliffs)
ペインテッド・クリフに到着。
本当に名前の通り、何かでペイントされたかのような模様にずっと「ほぇ~、すげぇ~」って言ってました。奇跡のマーブル模様です。
そろそろお昼も食べたくなる時間だったので、どこかいい場所がないか探しまして、
ここがOKというとこで、海を見ながら昼食を食べました。
クロワッサンにサラミとチーズとを挟んだ贅沢なサンドイッチ。うまい。
その後
ペインテッド・クリフをしばらく眺めて満足したところで、ここまで実は6頭のウォンバットに会い、有名どころの観光スポットにも行けたので、帰りのフェリーの3時間半前くらいだけど何となく満足感が。
とりあえず、もう少し島を堪能しよう、あわよくばウォンバットをまた見つけようということになり島の南側へ自転車を漕ぐことに。
10キロ弱進んだところで気付きました、これ間違ってるわ。ウォンバットのウォの字も気配ないわ。
マライア島の見どころはフェリー乗り場周辺(半径5キロくらい)だけで、島の奥(南の方)へ進んでも何もないんだわ。完全にやっちゃったわ。
心が折れかかっている嫁と僕。また10キロくらい漕がないとなのね。キツイのね~。と何故かマキバオーの声が頭に流れます。
帰りのフェリーに間に合わなくなっちゃうので、ここは踏ん張りどころです。
ここからは完全に無心です。ただただチャリを漕ぐマシンとなります。
最後の最後にこれはやっちゃったかなと思っていたら、奇跡の出会いが。
本日7頭目のウォンバットです。毛並みが黄金色。
今まで出会ったウォンバットの中で間違いなく一番可愛い。
顔もめちゃくちゃ可愛いんだけど、動きも可愛い。そしてなんか懐っこい。気がする。
あの辛い自転車タイムもこの出会いのためだったのかと、無理やりいい思い出に変えれてしまうほどの出会いでした。
パースのロットネスト島でみた海も本当にキレイだったけど、マライア島の海はまた違うキレイさな気がしました。透明度が高すぎて、そこに海があるのか分からなくなるくらい。海野だけにね、海にはうるさい男ですよ。
ということで、タスマニア最終日は有終の美を飾ることができましたとさ。
そして、今更ながらお伝えしたいのはマリア島ではなく、マライア島ということ。
それだけ覚えて今日は帰ってね。
~完~
【本日の支出(1$=83円(11月末TTM))】
食 費:20.28$=1,683円(スーパーで買い出し)
交通費:90.00$=7,470円(フェリー代)
宿泊費:24.00$=1,992円(キャンプ場20$、シャワー代4$)
娯楽費:112.56$=9,342円(レンタカー47$、自転車レンタル代66$)
合 計:246.84$=20,488円
【1日ハイライト動画】